topimage
デジタルに埋没した私・・待っているローライ
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水面

(Dec.2004 RDP3,PIGEONFLEX)

トリローザの軟らかい質感は、フレアっぽいときだけではない。
順光気味だと、下が潰れ易い分、上が粘るレンズのように思える。
個人的には、そういう性格のほうが使い易いなと思う。


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公園の緑

(Nov.2004 RDP3)


猫以外の被写体でも、トリローザーは個性的で秀逸だ。
緑や落ち葉の軟らかい質感も、ボケの表現力?も
¥1200のカメラとは思えない。

ピジョンフレックスは、当時でも廉価な部類のカメラだったが、
その評判は、どんなものだったのだろうか・・


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トリ・ローザの実力2

(Nov.2004 RDP3)


この窓際の光だと、普通はもっとコントラストが荒れるのだが、
低彩度、低コントラストな性格で、猫の質感描写にはとても安定している。

バックのカーテンの質感といい、侮れないレンズだ。
ローライコードに付く、ツァイスの3枚玉よりも優秀ではないだろうか?

前回同様、是非クリックして大きな画像で見てみて下さい。


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トリ・ローザーの実力

(Nov.2004 RDP3)

ピジョンの画像を昨日もアップしていますが、
自分が褒め千切ったその画質、ある程度大きな画面でないとわかりません。
通常より、少し大きめの元データになってるので、
是非↑クリックして見てみて下さい。

トーン系、自然なピント、というのが判るでは?と思います。
フレアの出方が丁度いいから?だけではないです。(後で判ります)
国産のレンズでこんな丁寧な描写って珍しくないですかね。


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PIGEONFLEX
ピジョンフレックス

2月になって、投稿してなかったんですね・・ちょっと油断するとこれです。

今でもジャンク状態で所有している国産二眼のひとつがピジョンフレックスです。
ご覧のように、外皮を安物ブリーフケースのものに張り替えています。
オリジナルは焚き火から取り出したような状態でしたから・・
ジャンクと言っても、ミラー、スクリーン、フードの取り付けネジを部品転用したためで、
それらが揃えば、撮影は出来ます。

購入時もジャンクで、ヤフオクで1200円で購入。送料入れても1800円程度でした。
シャッター不動、絞り不動でしたが、
シャッターはレリーズボタンが押された状態で固着していただけ。
絞りはシャッターユニット裏側のリング部分が油で固まっていたが、
絞り羽根自体は問題なく、すぐ直りました。
レンズは前玉に拭きキズがある以外、状態は悪くないです。

ピジョンフレックスは、当時の大手販売店が、ヤシカなど数社のメーカーに作らせた
ショップブランドで、ヤシカ製品のもには富岡光学のトリローザーが搭載されています。
当然、それが目的で購入しました。
その後、ヤシカは最初の自社ブランドであるヤシマフレックスを発売、
以降、ヤシカフレックス>ヤシカマットへと変わっていきます。

レンズはトリローザから、ヤシマール、ヤシコール、ヤシノンなどに変わってくのだけど、
全てが富岡かどうかはよく知りません。
とにかく、このレンズにはTomiokaと書かれています。
シャッターなどはいつまでもセイコーとか、コパルとか、書かれているのに、
何故、レンズのメーカー名を隠すようになったのでしょう。
レンズの拭きキズにあるように、昔の人は、カメラのレンズなど
眼鏡と同じ程度に扱っていて、
シャッターとかの機構ファクター=カメラだったのでしょうか。

1200円とはいえ、流石は富岡という写りに感じました。
明らかにトーン系(笑)の写りで、発色が綺麗で、ピントも自然です。
軟らかくて端正な感じの描写だと思います。・・アイレスZより何倍もいい!
3枚玉ですが、しっかりと写った上での、こういった柔らかさには高級感さえ感じます。
これは好きなタイプの写りです・・だから残っている。
フレアっぽい感じもあるが、拭きキズの影響じゃないでしょうか。


(PIGEONFLEX,RDP3)

捨て値同然のジャンクを捕まえて、「このレンズの描写は・・」
などと言うのは絶対フェアでない。
が、致命的な損傷はなく、コーティングも残っており、シャッターも動き、
露光も外れてはいない。
まして、写りが気に入れるものであれば、堂々と評価していいんじゃないでしょうか。

因みに、動作スペックとしては、完全赤窓式のクラシックなもので、巻き止めなどなく、
シャッターもNKSの1/200という最低限のもの。
スペック的には昭和28年登場のヤシマフレックスに酷似しており、
その頃のモデルではないか?と思われます。


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BEAUTYFLEX


太陽堂というメーカーの二眼が、ビューティーフレックスです。
先のアイレスと並んで、メジャーなシリーズだったのではないでしょうか。
ロゴの「Beauty」が気に入って、買ってみました。

機能的には特筆するような点は何もなく、
描写は更に何もないもので、2、3本撮ったのみでした。
スキャンも特にしていません。

二眼の重要なスペックのひとつに、シャッターがあります。
レンズシャッターとして代表的なのは、コンパーやプロンターですが、
当時の国産にそんな高級なものを搭載したモデルはありません。
高級機でセイコーかコパルの1/500。
このカメラのような普及機は、NKKとかNKSとかあるいは自社製の
1/200、1/300クラスが多いようです。
構造も単純で、大抵、レンズ前群がネジ込み式で外れ、
工具を使う事なしに、中身に到達出来ます。

75mmのレンズが一般的な中で、ここは80mmである点や、
F2.8のレンズ搭載モデルがあるなど、ややそそるものがありますが、
このモデルのレンズの印象が冴えなかったので、特に探したりはしませんでした。

当初は前玉回転式のモデルだったようですが、
デザイン的にもその頃のものの方が洗練されていると思います。

低価格路線によって、他社二眼の驚異となったビューティーフレックスですが、
国産二眼の最盛期である、昭和20年代後半で、その生産も打ち切っているようです。




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アイレスの猫
(Nov.2004 Airesflex Z Nikkor E100SW)

猫の描写となると、何だか冴えない。
冴えない撮り方でもあるのだが、
それと関係なく、猫の毛が安っぽく見える。

国産二眼なら、もっと面白いものがあると思う。
ニコンファンでなければ、このモデルに拘る必要はないだろう。

アイレスZには、ニコンの他に、ズイコー(オリンパス)とコーラル(アイレス)
があるが、ズイコーは経年で白く濁ったものが多いと聞く。
コーラルなら、Zで無くていい。
結局、Z=ニコンになるのである。



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五反田

(Nov.2004 Airesflex Z Nikkor3.5/75 RDP3)

フォトショップで持ち上げてみたら、
意外に店の内部など暗部のディテールも出ていた。
平面的なのは同じだ。

全体のフレアっぽい感じはレンズのコンディション故と思う。
とりあえず、町景なら使えない事はないかな。


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五反田

(Nov.2004 Airesflex Z Nikkor3.5/75 RDP3)

再び、アイレスZによる五反田です。

シャープネスは充分だと思いますが、何か平面的です。
それでも、当時の国産二眼の中では、良く写ってる方だと思います。
このニッコールは、テッサー型ではなく、3枚組です。


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AIRESFLEX Z
今、カメラメーカーと聞いて、普通に出て来るのは、
ニコンからコシナあたりまで、10社以内だと思います。
が、TLR全盛の時代は、溢れんばかりのメーカーでカメラを作っていました。
クルマやバイクでも、かつては同じ状況であったように、
時代の中で淘汰されて来ているのです。

アイレスフレックスは、アイレス光機という会社のTLRです。

一口にアイレスフレックスと言っても、グレードがあり、
一般に出てくるのは、画像のようなモデルだと思います。


レンズはコーラルと言う、アイレス製のもの。
昭和20年代後半に出回っていました。
まぁ全体に特徴がある訳でもない普及モデルで、オークションでも底値と言えます。
これは、自分が初めて購入した国産TLRでした。


対してこちらは、高級モデルのZで、オークションでも高値の人気モデルです。
特徴は、ニッコール、ズイコー、コーラルの、三種のレンズがあるという点で、
まるでローライ35やレチナのようなTLRが、アイレスZです。
このZと後継のオートマットは、ニコンのレンズが使える唯一のTLRという事で、
当然ニッコールモデルの人気が高いのです。

スペック的には、セミオートマット、1/500秒、F3.5/75(三枚構成)
普通の二眼ですが、
このローライコードIIIレベルのスペックが、当時の国産では、ハイエンドでした。
実際、低スペックの普及機ばかり触っていると、
このZのスペックは凄いなぁと思わされます(笑)

自分が購入したのは、ジャンクのニッコール付きで、
¥5000程度(それでもノーマルより高い)だったと思います。
とりあえず、シャッターだけは動くようにいじり、
ボロボロだった外革を、安いブリーフケースの合皮に張り替えました。
国産TLRは、ローライと違って安い?接着剤を使っていたためか、
外革を剥がすのは、どれも一苦労です。

ジャンクで判断するのも何ですが、描写は特に好きではなく、
シャープだけど、厚みが無く、ハイライトが飛び易い、
国産レンズの難点としてよく言われるままの描写だと思いました。

とりあえず動いて、ニコンの名があればと、売ってしまいました。


アイレスでは35ミリレンジファインダーも出していて、
特にアイレス35は、ライカMに形状が似てる事もあり、人気のモデルだったと思います。
アイレスは主力をTLRから35ミリに移し、撤退したと聞いています。



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